シリーズ「日本人の品格」(第6回)





本来の日本と日本人を取りもどすために

日本人による「日本国憲法」の制定

日本は戦後から今日にいたるまでず~とアメリカの属国です。「アメリカ製」の憲法下で、自国の行く末を他国に委ねているのです。世界は日本を、真に一人前の国として見ているのでしょうか。
今のままでは、品性の「ひ」の字もない極悪非道のヤクザ者国家・中国から、「アメリカの妾の国」と揶揄嘲弄され続けなければならないのです。
日本人自身による「日本国憲法」の制定が、なんといっても、急務です。そして、誇りある「独立国」の日本人として歩んでいかなければなりません。

自分の国は自分で守る

自分の家庭・家族の安全を、他人に任せる人がいるでしょうか。国もまた同じことがいえます。日本は日本人の手で守る。当然のことです。
そのためには、やはり、相応の軍事力の保持が必要になります。イザという時に日本を守ってくれるのはアメリカでは決してありません。このことは厳として肝に銘じるべきです。日本は日本人以外、誰も守ってはくれません。

戦後のアメリカによる対日占領政策の全否定

日本人は自国ばかりでなく諸外国に対しても、なぜかくも卑屈になってしまったのでしょうか。アメリカによる洗脳教育を根本から見直して、正しい戦後史を私たち一人ひとりが、今からでも見つめ直さなければなりません。
他国、特に韓国・中国からチョット文句をいわれると、すぐに謝罪する。個人が個人に謝るのならともかく、国家が謝罪するのはおそらく日本ぐらいしかないでしょうね。
発展途上国への援助は意義があることですが、少し気前がよすぎやしませんかね。なにかというとすぐにカネの援助。カネだけが国際貢献だとは限らないでしょう。

日本人の情緒に誇りを持つ

2008年5月12日、中国の四川省で、
マグニチュード7.9の大地震が発生し、人的・物的に甚大な被害をもたらしました。

当時の日本の新聞に、ある一葉の写真が掲載されました。
整列した日本の救助隊員が頭を垂れて、母親と生後2か月の娘の遺体に黙とうを捧げています。犠牲者への心からの追悼です。

この写真がSNSで中国全土に配信されるや、多くの中国人に激しい感動をよび起こしたのです。インターネット上には日本と日本人への感謝の言葉があふれました。
「これが本当の日本人だ」、「ありがとう日本」、「この恩は忘れない」、「大嫌いだった日本人が大好きになった」----。

サッカーW杯。試合終了のあと、勝ち負けにかかわらず、日本の選手は各自のロッカーをきれいに掃除します。チリひとつないロッカールームの写真がSNSで全世界に発信されると、日本チームと日本への賛辞が世界中から寄せられました。スタンドの日本人観客もまた同様にゴミを拾い掃除をします。

阪神大震災や東北大震災のときも、世界が日本人の道徳心を絶賛しました。被災地での略奪行為が実に少なかったからです。他国ではまずあり得ないことでしょう。

このような例はいくらでもあります。私たちにとっては別に特別なことではありません。つまりは、これこそが私たち日本人の心の根にある情緒なのです。その情緒で私たちの祖先は世界に誇る日本の伝統・文化を創りあげてきたのです。

日本と日本人は時に「特異な国」だと、やぶにらみの批判を他の国々から受けることがありますが、私たちの情緒は特別でもなんでもなく、普遍性を持って全世界に受け入れられているのです。

アメリカによる戦後の洗脳教育から脱皮し、日本人独自の「日本国憲法」の下で、日本は日本人自身で守り抜く気概を持ち、日本人の情緒を世界に発信していく。
無味乾燥で借り物の個人主義などは無視し、金銭至上主義もほどほどにして、日本人の「和」と「情緒」を基軸とした日本に立ち返ることです。

次回の「終章」でこのシリーズは了といたします。


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