続・リロアンの海(CAMOTES SEA)
また海が見たくなったので、ハバルハバル(バイク・タクシー)に乗って出かけてきました。写真の挿入語句は、加山雄三の『海、その愛』の一節です。
「リロアンの海『CAMOTES SEA』」でご紹介した「VILLA NAKADA TOWNHOUSES」から一望した風景です。
フェンスの上のちっぽけな鯉のぼりがご覧になれますか?
As we are getting old, most people, esp. oldsters feel unwilling to go on a trip.
Why not leaving for unfamiliar places?
You would come up with inspiration to spend the rest of your life, re-discovering familiar and ordinary daily life of people living here, there, and everywhere.
日本人経営者の中田さんとの「よもやま話」は興味が尽きません。
まさに、「人生」を生き抜いてこられた方です。お年はもうすぐ76歳になります。
いつも午後3時ごろにお邪魔するのですが、今日は前回よりも少し天気がいいようです。
半袖だとちょっと肌寒い日でした。
欧米人が長期滞在しています。ハンモックに寝そべって、海風にそよそよと吹かれながら、午後のひと時を過ごす人もいます。
「旅」と「旅行」
コロナ禍が収まったら、プラリと旅に出てみませんか。一人旅もよし、気心が知れた友だちと一緒でもよし。国内、海外のどちらでもよし。
「人生に必要なことは、すべて『旅』が教えてくれた」
ある人がいっていました。
旅行会社が決めた日程を消化する平板な「旅行」ではなく、自分の思うがままに、泊まりたいところに泊まって、行きたいところに行く。いきあたりばったりの行程もまた味わい深いものです。
外国に行くとなると、とかく言葉の問題で二の足を踏んでしまう人も多いと思います。無思慮・無防備の楽観主義は禁物ですが、ある程度の下準備をしておけば、言葉などはそれほど心配することはありません。(ただし、危険な国々への渡航には要注意)
ひとりが心細かったら複数で行く。過疎地は避ける。発展途上国などの場合は、胃腸薬と下剤を用意する。今は携帯翻訳機もあることですし、できるだけ自分で考えて行動してみる。
「どこかこの近くに、うまいレストランはありませんか?」
「安いホテルがあれば教えてください」
「きれいな景色を見たいのですが、どこがいいですか?」
などなど、何でもいいですから、通りがかりの誰彼かまわず、聞いてみることです。
現地ではいろいろな予想外の体験をすることでしょう。
ちょっとした人との触れあいが大きな感動をもたらしてくれることもあるでしょう。
楽しいことばかりではありませんが、人の生活はどこでも同じなんだ、という当たり前の風景が心を動かすでしょう。
旅の醍醐味です。
歳をとると何をやるにもだんだん億劫になってきます。若い時には簡単にできたことも高年に近づくにつれて臆病になってきます。とはいえ、臆病は決してマイナスではありません。時に、自分を守ってくれる大きな武器になることもありますからね。
思うことがあれば、まず一歩踏み出してみる。うまく行かなければ、また出発点にもどって考え直して出直す。
少しずつすこしずつ、前に進んで行く。そうすればいつかはきっと、以前とは違った風景に接することができるでしょう。思えば必ず、「自分の思い」に近づくことができます。
SNSのおかげで、居ながらにして、世界を旅することも可能です。何かを始めるのに年齢は関係ありません。
セブ島にお越しの節は、ホテルではなく、例えば、田舎町のペンションなどをお薦めします。一泊1,500円~2,000円代で泊まることができます。
ホテルと違って、ペンション類は現地の人びとの生活圏の中に位置している場合が多いので、それぞれの土地の父ちゃんや母ちゃんや子供たち、八百屋のおとっつあん、おっかさんたちの生の生活を垣間見ることができます。
人が生きていくということに、大きな違いなどあろうはずがありません。思い立ったら旅に出てみてください。
理路庵先生 ブログ更新ありがとうございます。
返信削除人生を豊かにする時間の使い方があるのだと思いました。
先生がそうした時間の使い方を会得したのは『旅』をしたからなんですね。
『自由』の本当の意味を考えさせられます。
それから私の拙いブログを勧めて頂き、恐縮至極穴があったら入りたい心地です。
先生の境地に少しでも近付けるよう精進して参ります。